摂食障害(拒食症・過食症)の子供に関わる家族の心構えのポイント

摂食障害(拒食症・過食症)の子供に関わる家族の
心構えのポイントは、

『摂食障害を理解し、心に余裕を持つ』

ことです。

もし、これができれば、暗闇の中に陥った子どもに光をもたらし、
病気を治すことに大きく役立つことが出来ます。

摂食障害(拒食症・過食症)の子供とどう接するか@摂食障害を理解する

@摂食障害を理解する

これは何よりも大事なことですが、
非常に難しいことです。

書店に並ぶ本やインターネットでは、
摂食障害についていろいろなことが述べられていいますが、
それは一致した見解ではありません。

一体、どのように理解するとよいのか。
どのように理解すると、治るのか。

その理解には、大きく分けて、
次の3つの問題があることを知る必要があります。

・ 体の問題
・ 病気による心の問題
・ 性格に基づく心の問題

また、実際に関わる場面では、
本人に「どのように言えばいいのか」という
コミュニケーションの取り方に悩みます。

実は、「このコミュニケーションの取り方そのものは、
治療の要(かなめ)」になります。

ですから、
このコミュニケーションの取り方については、
上の3つの問題の視点から、
この病気の性質を理解した上で、
一つひとつの対処法を考え、
学んでいかなくてはなりません。


但し、なかなかわからないと思って、
プレッシャーを感じないで下さい。

これは、医者や看護師などの治療スタッフであっても、
優れた関わりのできる治療者のやり方を見て、
経験を積み重ねる必要があります。

これが出来るようになれば、
それだけで非常に優れた治療者になれます。
ですから、少しずつ理解し、
少しずつ対処できるようになることを目指してください。

そうしなければ、対処法をマスターする前に、
燃え尽きてしまいます。

摂食障害(拒食症・過食症)の子供とどう接するかA心にゆとりを持つ

A心にゆとりを持つ

摂食障害の子どもと関わるようになると、
必死になればなるほどに、
底なし沼に入ったかのように、
どうすればいいかわからなくなり、
深みにはまって、苦しみが増していきます。

そして、そのうちにもがき疲れ、
その心は燃え尽きそうになります。

しかし、この治療では関わりこそが要であり、
よい関わりをするためには、
関わる人たちがいつもエネルギーに満ち、
心が光ある状態に保っている必要があります。

ですから、もし、関わっていることで疲れ、
余裕がなくなってくれば、一時、関わるのを止めて、
心のゆとりを取り戻してください。

そんなことはできない、
とても本人を放っておけないと思うかもしれませんが、
少しくらい関わる時間を減らしても、
治療には大きく影響しません。

それよりも、どうか心にゆとりを取り戻してください。

そのしんどさを誰かに話してもよいでしょうし、
同じようにこの病気で悩む他の家族と話をすることで
心が和むこともあるでしょう。

ちょっと家から離れて旅行に行ってもかまいません。
もし旅行に行って、少しでも忘れて気分転換し、
明るい気分に慣れたら、それは子どもにとっても、
必ずプラスになります。

治療者であっても、疲れ切った状態で接すると、
うまく対処できず、かえって関係を悪化させることがあります。

この治療で大切なのは、
「関わる人たちが常に心にゆとりを持ち、
エネルギーのある状態で接し、
子どもの心の闇(やみ)に光を灯す」
ことです。

疲れたときには、どうか自分が休むことを優先し、
その上で、子どもと接することを考えてください。
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