治療条件を変える:摂食障害(拒食症・過食症)の治療が困難なときのチェックポイント



二つ目は、
3食の出された食事を全量摂取できなかった事実そのものは、
病気の心に負けているということです。

よって、本人が「次は頑張ります」と言って、
同じ条件下で何度、同じ試みをしても、結果は同じことです。

その思いはある意味、本当でしょうが、
病気の心が優勢である限り、結果は出ません。

よくこの言葉を真に受けて、
同じ失敗を続ける治療がありますが、これは、治療というよりは、
“治療ごっこ”のようなものです。

何故なら、見る人から見れば、結果が出ないのは明らかなのに、
治療だと言いながら、同じことを繰り返しているからです。

結果の出ないやりとりは、厳しいようですが、“
治療ごっこ”のようなものです。

この場合、「本当の自分の心」が「病気の心」を上回るように、
何か条件を変えなくてはなりません。

「本当の自分の心」の強化が、
週に1回の診察だけでは足りないのですから、
次に考えられるのは、『入院』という枠組みを設定することです。

今まで全く食べられなかった人であっても、
その90%以上は、治療者による心理教育がしっかりと出来ていれば、
入院すると同時に食べられるようになります。

入院治療の方法については、いろいろな技法がありますが、
ここでは省略します。


この記事へのコメント
この記事を患者の私がよんでもいいのでしょうか?
私は過食嘔吐ではなく、拒食です。完全に食べられません。が、月に一回か二回だけすごく食べますが、それも別にないときもあります。あとは全然食べません。
この一日三食プログラムはすごくいいと思うのですが、患者の私がこんなに深く読んでもいいのでしょうか?
Posted by HARURU at 2009年05月16日 23:46
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