2、嘔吐を止める:摂食障害(拒食症・過食症)の病気の心を遮断する治療方法の第2番目

次にやるべきことは、嘔吐を止めることです。

なぜ、嘔吐を止めることが二番目に来るのか。

それは、いくら食事をとったとしても、
嘔吐していれば意味がないからです。

食事量と体重増加の相関関係を見ることも出来ませんし、
そうすると様々な場面で治療に支障をきたします。

また、嘔吐がひどければ、低カリウム血症をきたし、
身体的に危険なこともあります。

ですから、この嘔吐を止めることがまずは優先されるのです。

嘔吐を止めるのは、難しいことのように思いますが、
本人の治療への動機付けが十分であれば、意外に実践できるものです。

ポイントは、
いかにして治療への動機付けを高め、安心感を与えるか
というところにあります。

多くの場合、嘔吐は、過食してしまったことに耐え切れず、
このままでは太ってしまうという思いから行います。

それがいつの間にか習慣性になって行ってしまいます。
しかし、治療者に、最終的に過食を止めることができる
という治療の見通しがあり、それを本人が納得できれば、
嘔吐を止める動機付けは高まり、嘔吐を止めることが出来ます。

それでも、どうしても嘔吐を止められない場合には、
食事を中止し、栄養剤だけの食事とします。

そして、栄養剤を飲んだ後は、家であれば、
家族と一緒に1時間過ごしてもらいます。
入院している場合は、
スタッフの目の届くデイルームで1時間過ごしてもらいます。

もちろん、この間に(嘔吐することが可能な)
トイレに行くことは許可しません。

トイレはあらかじめ、食事前に行ってもらうようにします。
この方法によって、殆どの場合、一旦は嘔吐を止めることが出来ます。



この記事へのコメント
隔離されてる気分になりそうですね…
私が吐くので検索して見てみましたが…これなら治療したくありません…
強制で服薬されての監視…
吐くよりも精神的に辛そうです
Posted by at 2013年06月23日 18:49
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