(1)生命的な危機を回避する:摂食障害(拒食症・過食症)治療の第1段階

やせが著明で臓器不全などを起こし始めているとき、
著明な低カリウム血症をきたしているとき、
このようなときは、生命的危機が迫っています。

精神科的な心の治療よりも何よりも、
まず内科的に身体の治療を行うこと
が優先されます。

このとき、治療のゴールは内科で、
点滴治療などによって、
とりあえず生命的に危険な状態を回避することにあります。

そこで一旦、ゴールとして、
心の問題はそれからということになります。

摂食障害は、生命的に危険になる可能性があり、
人生そのものに影響する病気であります。

にもかかわらず、ときに、
「治療を受けるかどうかは、本人の問題だから、
本人の意志に任せる」と言って、
治療に抵抗する本人を放置する親がいます。

そのような親であっても、さすがに
身体的に生命の危険が目に見える検査データの異常となって表れると、
「治療を受けるかどうかは、本人の問題だから、本人の意志に任せる」
などと言って放置することはなく、
子どもを病院に連れて行って、治療を受けさせます。

でも、治療をここで終えてしまっては、
何ら根本的解決にはなりません。

心の問題を治療しなければ、再び、
生命的な危険が訪れる可能性は、非常に高いのです。



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