摂食障害(拒食症・過食症)の心へ及ぼす影響・精神的な問題

一方、心の面への影響は、
からだ以上に大きなものがあります。

摂食障害がある限り、頭の中にあるのは、
食べることと体型や体重のことばかりです。
常に太ることへの不安や恐怖感に脅かされる毎日で、
その人生に喜びも幸せもありません。

また、摂食障害がある限り、
その摂食障害に至ったもともとの心の問題も抱えたままです。

「自分なんて生きている価値もない」
「誰も私のことなんてどうでもいいんだ。
きっと見捨てられてしまうんだ」
「だから、いい子にしていないといけない」
「周りの人と比べると、自分なんて…」

こうした心の問題を抱えていると、
社会の中でもうまく対人関係がとれず、
ストレスを処理しきれず、社会適応が出来ません。

何とか偽りの自分の仮面をつけて頑張る人もいますが、
その心は、ぼろぼろです。

仕事でもひとつの場所で頑張り続けることはかなり困難ですし、
結婚しても相手に合わせる余裕など本当はありませんから、
多くの場合、すぐに結婚生活は破綻してしまいます。

このように、摂食障害という病気は、
その生命や人生そのものに影響を与えるのです。

ですから、家族も医療者も、
単に病気だけを見るのではなく、
常にその人の人生という視点から見て、
幸せな人生を生きていってもらうために、
全身全霊を賭けて、その治療にあたる必要があるのです。


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